皆さん、こんにちわ!!

今回は道具師[装飾瓦職人]で焼き物を行われていた神内様のお話です。

脳梗塞により、左半身に麻痺があります。

仕事では瓦用の土を手でこねるところから作品を焼き上げるまで行われておりました。

退院後、特に困った工程はへらや竹刀べらで作品の形を整えることです。

ヘラを把持して動かすことは可能ですが、力が以前のように入らないことや、力を入れ続けることが困難です。

神内様と話し合った結果、病前によく使われていた左手の摘まむ力をつけていくことになりました。1ヵ月経ち、少しずつ左手に力が付いてきております。

ハンドグリップを初回時は3秒程度握り続けていたのが、今では最高30秒程度可能になっております。左手の握力は24.5から26.5に向上しております。

それに伴い、ヘラの操作が安定してきたとのことです。

神内様に現在の満足度を伺うと80%程度と答えて頂きました。

100%を目指して今日も懸命にリハビリをされておられます。

仕事復帰をしっかりできるようにこれからも支援させて頂きます!

創心会リハビリ倶楽部高松中央
相坂 俊行