児童発達支援とは、障がいのある(もしくはその心配のある)未就学児を対象にした通所訓練施設です。
放課後等デイサービスとは、障がいのある(もしくはその心配のある)子どもたちが、放課後や長期休暇中に療育を受ける場として、または、居場所やレスパイトケア(ご家族に代わり一時的にケアを代替する)の充実のために創設されました。「障がい児の学童保育」とも呼ばれています。
児童発達支援ルーム「心歩」では、「ビジョントレーニング・運動プログラム・学習プログラム・社会性の構築」の4つの柱に添って療育支援を行っています。療育とは、障がいを持つ子どもが社会的に自立することを目的として行われる治療や教育のことです。例えば心歩では、年齢に合った身体機能を身に付けるために、まず、目標とする動きを獲得するための筋力や柔軟性、バランス機能や感覚機能、視覚機能などの評価を行います。
そして、ブランコやバランスボール等を使用してのダイナミックな運動や平均台やトランポリンを使用してのサーキットトレーニングやビジョントレーニングを行うことで、身体機能の向上を目指します。
児童発達支援では、0から6歳までの就学前の方を対象に小集団にて療育支援を行います。
お子様が成長をしていく過程の中で、「体を上手に動かせない」「集中できる時間が短い」「集団での活動が苦手」「上手くコミュニケーションが図れない」「言葉の遅れがある」「手先が少し不器用」など、不安を抱える親御さんも多いのではないでしょうか。
そのような不安に対し、個別療育では日常生活関連動作練習(書字や箸の練習、衣服や靴の着脱など)や視る力を育てるビジョントレーニング、運動療法を提供し苦手の克服や得意な部分を伸ばす支援を行っています。集団療育では、場所・時間・活動内容などを設定し、その設定された環境下でルールを守る練習をし、集団で生活を送っていく為の協調性を身に付けていきます。
放課後等デイサービス事業とは、7歳から18歳までの就学後の方を対象に療育支援を行う事業です。
小学生から高校生と幅広い年齢層が対象になっていますが、それぞれのライフステージで必要となる学習支援・ビジョントレーニング・社会生活適応トレーニングなどを行います。
私たちが目指しているのは、自分らしさを発揮し、いきいきと自立した生活を継続していくための力を身に付けて頂くことです。その為に必要な生活スキルを、来所日のスケジュール作成や利用者同士での遊び・コミュニケーション、事業所外活動(買い物など)、実践調理、当日利用の振り返りなどを通して獲得できるよう支援をし、家庭や学校などの関係機関の方々と連携を図っていきます。
またグループ会社への就労見学や体験の企画、社会性スキルを身に付けるための外出支援も実施していきます。