佐藤彰紘先生を招き、専門研修を開催
~摂食・嚥下「できる可能性」を見つけられる支援者に~

皆様こんにちは☆

創心會社内では、社員の知識・技術力の向上のために、
関連法人㈱ハートスイッチによる、ケアスキル研修を開講しております。

先日1月14日(日)の研修会の講師には、
目白大学 保健医療学部作業療法学科 専任講師の、
佐藤彰紘先生を研修講師としてお招きいたしました。

当社のリハビリスタッフ、看護師、栄養士、ケアスタッフなど総勢25名が参加いたしました。

 

佐藤先生には、前回、平成291217日(日)開催の
同研修会にて、「食事の意義」をテーマに、姿勢や自助具、
食形態や口腔ケアにいたる内容でご講演をいただきました。
日本人の死因の第3位である「肺炎」、その中でも特に多い
高齢者の誤嚥性肺炎を予防するような食事支援についての
意義や基礎知識を学ばせていただきました。

今回は「食事環境を中心とした食支援」と題し、前回内容を踏まえ、
当社のご利用者様の事例をもとにした実践的な食事アプローチについて
技術指導をいただきました。

生活者として食事を楽しむ視点のもと、脳血管障害の方、
肩関節症などで上肢の機能障害がある方が、肩を上げたり、
窮屈な姿勢で食事をされたり、どこに疲労や負担感が出ているのかを
改めて理論的に理解し、ご利用者様の食支援に関する環境調整の対処方法を学びました。 

佐藤先生のキャリアや経験談も聞かせていただきながら、
「知識は素材であり、支援者は素材を対象者に合わせて調理できる料理人。」
 失敗せずに成功し続けた人は、失敗しないよう拘って、小さくなってしまう。
 失敗するかもしれないが”自ら考える経験”こそが大切と思います。」
という言葉に感銘を受けました。
 

研修の最後に、佐藤先生から有難いコメントもいただきました。

「皆さん高い意識をもって、
 現場に向き合われていることが伝わってきました。
 これからもその意識を、持ち続けてほしいです。」

今後も前向きな企業風土を育んでいきたいと思います。
そして一人でも多くの方のために、
質の高いサービスの提供に研鑽して参ります。

外部講師による研修は続く予定です。
2月18日には、「潜在力を引き出す介助」について学びます。

今回の研修や、その他教育事業に御関心のある方は、
㈱ハートスイッチのホームページ、ブログもぜひご覧ください。

リンクはこちら↓
http://heart-switch.com/blog/
  

広報CSR 河﨑
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