清潔で快適な睡眠のために

7月16日(水)、創心會 福祉用具部門である
生活環境プランニングの勉強会が、研修室にて実施されました。

本日の勉強会開催にご協力いただいたのは「株式会社モルテン」様。
商品は、繊維系素材耐圧分散式マットレス「Be cool(ビクール)」です。

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この商品の特徴は、以下の通り。

【快適な眠りの為の特徴】
1.材質が繊維である事から触感が良く、まるで布団のように体を優しく支え快適な眠りを実現できる。
2.カバーのメッシュ素材とマットレスの繊維層により、通気性が抜群でムレにくい。
3.蓄熱しにくい繊維素材により、ウレタンフォームマットレスのような熱ごもりが無い。

【衛生面での特徴】
1.カバー、マットどちらも洗濯することができるので衛生的。
2.汚れが落ちにくく、乾燥にもコストや時間がかかるウレタンフォームマットレスに比べて、
汚れ落ちが格段に向上し、脱水・乾燥時間も速い。

マットを廃棄する理由の多くが「臭い」「汚れ」であることから、
丸洗いできるビクールは介護事業施設のみならず、在宅介護でも大いに活躍してくれそうです!

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体位変換時に滑らないかなどチェックします。

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体圧分散の程度を体感します。

マットの説明後には質疑応答や意見交換が行われました。
その中で出てきたフレーズが「提案力」。

例えば、ケアマネジャーからベッドの手すりのレンタル依頼があった際に、
トイレや玄関、洗面台にまで考えが及ぶか。
この有り無しで、ご利用者様のQOL(生活の質)の引き上げに差が出ます。

創心會の福祉用具部門である生活環境プランニングは、
エンパワーメント的環境整備をモットーにしています。
加齢や疾病で心身機能が衰えても、残された機能を最大限まで引出すことで、
自らの生活を自らがコントロールできる環境に整備することが可能です。

手すりをつける事で、排せつや整容の自立が実現すれば、
ご利用者様が主体的に行えることが増え、QOL(生活の質)の向上に繋がっていきます。

「提案力」は言うなれば応用。
基礎には、ご利用者様の身体的な評価力・生活環境の評価力が必須です。

日頃の勉強会や多職種との連携を通じて、
基盤を固める大切さを改めて感じられた勉強会となりました。

本社 支援本部広報
板敷 久美子

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