平成29年11月14日(水)に岡山県農林水産総合センター、農業とその関連分野に係る産学官連携推進状議会が主催する『企業の農業参入に向けた6次産業化セミナー』に、 創心會グループ法人の合同会社ど根性ファームが紹介されました。
セミナーに集まった来場者は、6次産業化・農商工連携に取り組む意欲ある企業、農業参入した企業、企業化を目指す農林水産業者 等、約100名が参加していました。
はじめに、「企業の農業参入と6次産業化による地域活性化への期待について」という演題で
桃山学院大学 経営学部 室屋 有宏 教授の講演があり、今後の、市場の動向から企業の農業参入について様々な事例と情報について発表されました。
その後、岡山県内事例として、合同会社 ど根性ファーム 統括責任者の山田浩貴さんが発表をいたしました。
山田さんは、農業参入の経緯について、
まず自身が介護福祉士として介護保険事業に関わってきた経験を述べられました。
その経験からご利用者様のニーズに気づき、追求していったことで、農福連携システムの発想ができ、
実行した結果、障がい者の就労支援から一般就労に繋げる事例ができたと説明されました。
「一番の嬉しかったことは、まだ自分が若手社員の頃にデイサービスのご利用者として関わらせていただいた方が、現在は就労支援サービスのご利用者として、当社事業に関わってくださっています。」と発表していました。
また農業に参入して5年間、決して順風満帆とは言えない苦労もあった。
時には、「やめとかれ…(未経験者が安易に参入しない方がいい)。」と数々の有識者や専門業者の方に言われてきたが、諦めず取り組んできたことで今日があると語られていました。
それができたのは、困難な時でも社長が提案を聴き「やれ」と自分の背中を押して任せてくれた。
「社員や知人の御家族、その方々の将来にも繋がることになると思い浮かべるとモチベーションになった。」
「自身の気質としても新しいことにチャレンジすることが好きだった」と経験を語られました。
ど根性ファームの設立から5年、自然相手である故に、苦労は絶えないながらも、
想いを持って取り組んでいくと、必ず助けてくれる方がいた。 これまでの支援者の方に感謝の念を深く述べながら、
今後も農福連携に邁進していくと力強く述べられました。
農業生産、加工販売業については、全くの初心者からのスタートだった弊社ですが、基本方針に基づいた、歩みを続けた結果、今回のような地域の企業の皆様に当社の経験をお伝えさせていただくという機会をいただけて大変光栄です。
今後も創心會グループは各分野での事業推進を通じながら、地域の課題の解決に関心を向け行動し、
社会に対して貢献できる活動の推進に取り組んで参りたいと思います。
人事広報CSR 河﨑
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