5月24日、倉敷市茶屋町にある「グループホーム心から」で
ご利用者様と共に、パンづくりを行いました。
「グループホーム心から」では、月に2回、ご利用者様に料理を楽しんでいただける日を
設け、誕生月の方には「食べたいもの」をお伺いし、お好きなメニューを提供しています。
この日は、28日に81歳のお誕生日を迎えられるS様のリクエストである
サンドイッチやあんパン、シュークリームづくりに挑戦されました。
ご利用者様のお好きなメニューについては、ご利用者様ご本人から直ぐにでることは少なく、
普段の食の好みを参考に、会話を大切にしながら決めています。また、面会に来られたご家族の方
とのコミュニケーションの中で、ご利用者をより「知る」機会を大切にしています。
サンドイッチにはさんでいるリーフレタスは、グループホームの庭で
ご利用者様とスタッフとで育てたものを使用しており、一層おいしく出来上がりました。
シュー皮も上手に膨らみ、クリームを入れて完成です。
完成したサンドイッチ、あんパン、シュークリームに、温かいスープをそえて
全員でお誕生日を祝う昼食を楽しんでいただきました。
実践調理では、家事をすることで「生活リハビリ」を行うこと。また、旬のものを提供することで
季節感を出すことを意識しながら取り組んでいます。
「グループホーム心から」では、ご利用者様お一人お一人の特別な日を大切にしながら、
今後も、実践調理をはじめとしたイベントを企画していきたいと思います。