今年で3回目の開催となる創心會グループホーム認知症ケアの事例発表会が
1月23日(金)に行われました。
文字通り熱い想いのこもった4本の事例が集まりました。

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この心燃会は事例発表の過程を通じて、グループホームスタッフの分析力や、アセスメント力、
プレゼン力の向上を目指すと同時に、発表を聞いた他部門スタッフにとっては、
グループホームでのケア事例から、新しい発想やケアに対する視点を得る場となっています。

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どれも素晴らしい発表でしたが、

今年の最優秀賞である「本物ケアで賞」に選ばれたのは、吉備センターの香西和子さんでした。

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内容は、お化粧や調理がご利用者様に与える影響についてでした。

五感を刺激することで気持ちを活性化するだけでなく、
また周囲の方にも良い影響を与えることができたそうです。

 心燃会を通じて、ご利用者様の心に寄り添っていくことの大切さを改めて感じた1日になりました。

グループホーム心から茶屋町 
宗吉和幸
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1月21日(水)、茶屋町のリハケアタウン東館研修室にて中途入社者向けの研修が行われました。
業種や雇用形態に関わらず、もれなく受講することの出来るこの研修は、
2日間行われた後、きちんと理解ができているかを後日テストで確認します。

ピリッとした緊張感の感じられる研修室内。
この日行われていた講義は「コンプライアンス」についてです。

講義では、昨年夏に世間を騒がせた、コンビニ従業員によるアイス冷蔵庫への侵入事件や、
つい最近ニュースで取り上げられた、食品への異物混入事件などを例に出しながら、
法令順守の意味について考える機会が設けられました。

コンプライアンスとは法令遵守に限らず「社会的要請への適応」です。
一度施行されると大幅な改正が起こりづらい法律に対し、社会的要請は時代ごとに刻々と変化します。
例えば、創心會のサービスとも関連深い「理学療法士及び作業療法士法」。
こちらは昭和40年に施行され、今年で50年を迎えました。
ですが、50年前の療法士に求められていた役割と、現在の療法士が担う役割は変わっているはずですね。

…といった具合に講義は進み、

では、実際の現場ではどういった事がコンプライアンス違反になるのか?
今期基本方針にあるCSRとは何を指すのか?
世代や生活環境の違いで生まれる、モラル格差とは?

などについて、わかりやすく丁寧な説明がありました。

河手さん 河手さん2

こちらは研修室の様子。
私は取材で短時間入っただけでしたが、
少ない時間でも、得られた学びは大きいものでした。

本日は、冒頭でも書いたテストの日です。
自分の力を出しきれるようリラックスして頑張って下さいね!

本社 支援本部広報
板敷 久美子

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新春!お餅つき大会

風は冷たいながらも、晴天となった週末!
お出かけされている方も多いのではないでしょうか?

創心会リハビリ倶楽部笹沖では、無病息災を祈念して、毎年恒例の新春お餅つき大会が催されました。
会場には、リハビリ倶楽部、五感リハビリ倶楽部の利用者様だけでなく、
地域の方もたくさん駆けつけてくださいました!

笹沖3笹沖4

片手だけで杵を握り、力強くつかれる利用者様。
周りからは「よいしょ~」や「がんばれー」の掛け声と手拍子が。
つき終わると自然に拍手が沸いていました。

笹沖5 笹沖8
  
女性陣の中にはお餅つき経験者も多数いらっしゃる模様で、
慣れた手つきでお餅を丸めていらっしゃいました。
地域の小学生もたくさん参加してくれました。
慣れないながらに大きな杵をフラフラしながら振り下ろす様子や、
つきたてのお餅を喜んで頬張る姿に、利用者様、スタッフからも思わず笑みがこぼれていました。

笹沖6 笹沖7

来場者にはぜんざいが振舞われ、つき立てのお餅のお土産もありました!
大きめのお餅が入った、あま~いぜんざいは絶品ですよ♪

今年も一年、みなさまが健康で元気に過ごせますように!

本社 支援本部広報
板敷 久美子
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「社会保障 初の31兆円台」「介護報酬2.27%減決定」
これらは、昨日の朝刊一面の見出しです。
読まれた方も多いのではないでしょうか?

介護報酬は原則3年に1度見直しが行われます。2015年は改定年。
マイナス改定は、2.4%減となった2006年からの9年ぶりです。

時代ごとに変化する市場のニーズに応え、
地域の方々が安全・安心・健康に生活し続けられるよう
「介護」「福祉」サービスを通じて支援するのが私たちの役割。
そのため、日々の利用者様との関わりの中でニーズを導き出す事はもちろん、
こうした法改定から市場の移り変わりを読み解く事もおろそかにはできません。

11日日曜日に行われた社内研修では、
「2015年介護報酬改定の見通しとリハビリテーション事業の経営戦略」と題し、
福井県にある「ほっとリハビリシステムズ」代表取締役 松井一人氏によるセミナーが催されました。

訪問のリハビリスタッフを中心に、年齢・経験値・部門を問わず多くの社員が集まりました。
関心の高さが伺えますね!

ほっとリハ3 ほっとリハ4

自分が幸せでないと周りを幸せにできない。
だから、たとえ今のコンディションが20%であっても、常に絶好調だと思う事が大切だと話される松井先生。
軽いジョークを交えながらのトークは受講者の心をグッと引き寄せ、セミナーは小気味よく進行していきました。

ほっとリハ1 ほっとリハ2

団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる2025年。
世界でも例をみない”超”高齢化社会となり、このままでは大変なことになる!

…とはいえ、いったい何が大変なのか?
その答えを具体的にデータで示すため、
年齢階級別人口の推移、受療率、介護サービス受給率、主要死因別死亡率などを用いながら、
セグメンテーションを行い、どういった方が増え、その方たちの抱える課題は何か、といった話からはじまり、
その後は、病院との理想的な連携について、リハビリテーションマネジメント、
通所介護予防事業の新しい形、地域包括ケアシステムについて…などなど
充実の内容で、4時間のセミナーはあっという間に終わりの時間を迎えました。

余談にはなりますが、これだけの内容をもっても受講料は無料!
「今おかれている環境を当たり前と思わず感謝すること」という松井先生の言葉が、
身に染みて実感できた一日となりました。

本社 支援本部広報
板敷 久美子
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2015年 年頭所感

謹んで新春のお慶びを申し上げますとともに、
昨年中に賜りましたご厚情に対し、心より御礼申し上げます。

1996年(平成8年)に創心會を創業し、本年はいよいよ20期を迎える年になります。
創業以来「リハビリ前置」「心に寄り添うケア」を前提に、
利用者様が真に必要とするサービス(=本物ケア)の提供と、
包括的本物ケアシステムの構築と普及を目指して邁進して参りました。
創業の原点ともいえる、ある一人の利用者様との出会いを通じて感じた使命、
「目の前のその人がどのような状態であっても、
生きてきた証のある住み慣れた場所(在宅)で、
愛する者の存在を感じながら生活し続けられるよう支援する。」
この想いは褪せることなく、より一層強いものとなっています。

平成27年度の介護報酬改定に係る基本的な考え方に、
2025年(平成37年)に向けて、
医療・介護・予防・住まい・生活支援が包括的に確保される
「地域包括ケアシステム」の構築が喫緊の課題として挙げられています。
団塊の世代が75歳を迎え、全人口の18%じつに4人に1人が後期高齢者となる
2025年。要介護・要支援者は755万人になるとされ、
介護従事者も249万人必要だとされています。
かつてない、また世界にも類を見ない急速な少子高齢化に加え、
先進国の中では寝たきり率は相変わらず断トツのワースト1位という現状があります。
サービスの質向上と効率化は避けて通れない課題であり、
本気のリハケアイノベーション、既存の考えにとらわれない柔軟な対応が求められています。

弊社としましては、障がい者・高齢者の活動・参加への取組み、
就労支援を軸とした社会参加支援、中重度の要介護者および認知症高齢者への支援強化、
ターミナルケアの充実、また、女性の就労拡大、外国人労働者の雇用などが
キーワードとして挙げられるかと思います。ただし、その取り組みの基盤において、
コンプライアンスの徹底が求められている事を忘れてはいけません。
社員の皆さんは、どんな時も、自分自身そして仲間と真摯に向き合い
実直に行動することを意識してください。

昨年は、多くの社員と語り合う機会に恵まれました。
その度に、スタッフの明るさ、向上心、成長、そして更なる成長への
可能性が感じられました。当事者意識をもって全ての事象に相対することで、
全ての経験が生かされ、人間が磨かれてゆきます。
スタッフ一人ひとりが、無限の可能性を持っています。失敗を恐れず果敢に挑戦し、
そこから得た学びをもって飛躍の年にしましょう。
特に若者の台頭には心から期待をしています。

4月にはショートステイを含む複合施設がオープンします。
これにより、訪問、通い、泊まりの機能が揃い、在宅継続の支援に
更にお役に立てるのではないかと考えています。開設準備に際しましては、
利用者様をはじめ、弊社を取り巻く多くの方々よりご指導・ご協力頂き、
心より感謝申し上げます。2015年、弊社はこれまでの取り組みを一層充実・深化させ、
在宅生活を支えきる基盤づくりと心豊かな生活の実現のために、
社員一丸となって取り組んで参りたいと思います。

本年もより一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

末尾となりましたが、皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、
新年のご挨拶とさせていただきます。

株式会社創心會  代表取締役  二神 雅一